だるま市(観音様のお年夜)
「だるま市」は、「観音様のお歳夜」とされる毎年12月17日に鶴岡市の七日町観音堂で開かれます。 鶴岡の師走を象徴する風物詩となっています。
だるまや熊手、羽子板など正月の縁起物を売る出店が立ち並び、夕方からは商店街の「歳の市」も開催します。
七日町とは鶴岡市本町2丁目の旧称。藩政時代、観音堂の近くの遊郭の遊女たちが「七転び八起き」のだるまにあやかって早く苦界から逃れたいと祈って買い求めるのが流行してから、多くの店がでるようになったと伝えられています。
境内には、朝からだるまを売る出店が軒を連ね、5センチほどの小さなものから60センチの特大サイズまで様々な大きさのものが並んでいます。
この日は「切山椒」という駄菓子を食べるのが慣わしです。